愛知県豊橋市で名義貸しによって違法に風俗店を営業し、1億円以上を売り上げたとして、愛知県警保安課と豊橋署などは11日、風営法違反(無許可営業、名義貸し)の疑いで、元愛知県蒲郡市議で実質的経営者の不動産会社役員、板倉実容疑者(69)=愛知県豊橋市下地町=ら4人を逮捕した。
板倉容疑者は1987年4月から1期、蒲郡市議を務めた。
ほかに逮捕されたのは、いずれも自称風俗店経営者の藤井真一郎(54)=豊橋市吉川町、佐藤崇志(29)=豊橋市魚町、山田光明(39)=本籍愛媛県=の3容疑者。
逮捕容疑では、板倉容疑者は2011年7月から今年9月まで、県警から営業許可を受けずに、豊橋市松葉町の風俗店5店舗を営業したとされる。この5店舗は藤井容疑者ら3人が営業許可を受けており、3容疑者は経営を板倉容疑者に任せて、風営法に違反する「名義貸し」をしたとされる。4容疑者はいずれも、容疑を否認している。
(中日新聞)http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013111190233042.html