大阪府警東住吉署刑事課の男性警部補(50)が、府警保安課に売春防止法違反事件で今年1月に逮捕された風俗店経営者(28)から、逮捕前に風俗サービスなどの接待を受けていたことが、府警への取材でわかった。警部補は同事件の捜査に携わっておらず、捜査情報の漏えいや金品授受は確認されなかったが、府警は、不適切な交際にあたるとして、近く懲戒処分とする方針。
府警によると、警部補は2010年11月から現在の部署で勤務。11年2月、以前に調べた暴力団関係者を通じて経営者と知り合い、同年8月上旬、大阪市内の料亭で経営者らから約1万円の飲食接待を受け、デリバリーヘルスの料金3万4000円も肩代わりしてもらった。その後も、12年4月までに3回会ったという。
経営者は今年1月の逮捕後、有罪判決を受けた。
警部補は経営者から、暴力団への用心棒代を拒否する方法などの助言を求められたといい、府警の調査に「相談に乗っていたので、(飲食代などは)支払わなかった」と説明している。
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